两个女鬼来作祟
己卯年戊辰月癸丑日,我正在中医学校讲用六爻预测疾病的课,突然有一个四十多岁的女子前来求测,问她十六岁儿子的疾病情况。正在讲课当中,本想拒绝,但见其满脸忧伤,而且所问内容和讲课内容正好一致,于是让其摇卦得风天小畜变风雷益卦,以此为实例,把卦列在黑板上,当堂进行了断卦和讲解。
己卯年 戊辰月 癸丑日(寅卯空),得卦
风天小畜 风雷益
兄弟卯木′ 白虎
子孙巳火′ 呈 蛇
妻财未土″应 勾陈
妻财辰土○ 妻财辰土 朱雀
兄弟寅木○ 兄弟寅木 青龙
父母子水′世 玄武
[判断] 以子孙爻为用神。用神不得日月生扶,用神临呈蛇,呈蛇乃怪异之象,说明她孩子得的病不是一般病,是一种很怪的病。元神乃人之心思、思维,其空亡,乃是意识模糊,精神状态不佳。综合判断为附体之类的病。
日辰丑土冲动应爻未土,妻财未土暗动,使元神入墓。丑土可以对应于丁丑年,说明她孩子的病是1997年得的。每天的亥时和子时用神受克,丑时冲动未土使元神入墓,这
三个时辰不利用神,说明她孩子一到夜间病情就会加重。
内卦伏吟,乃是痛苦呻吟之象,用神临呈蛇,呈蛇主梦,说明主要病症为睡觉不稳,或做恶梦,或有幻觉等,梦中痛苦呻吟。
元神兄弟卯木临白虎,白虎为血液,卯木生用神力量较弱,是供血不足和血液循环不好的信息。入墓于妻财未土,血液循环更慢,更为严重。墓库有收藏、吸收、控制等含义,孩子会有被人吸血的感觉。
妻财未土暗动,妻财辰土发动,动而泄用神之气,妻财为女性,在巽宫,巽为女子,女性的信息更强。妻财未土临勾陈,勾陈为坟墓,妻财辰土与官鬼酉金相合,官鬼为尸体,妻财可理解为女鬼,是有两个女鬼附身了。妻财未土在第四爻,四爻为窗户,女鬼是从窗户进来的。
主卦在巽宫,巽为树林,对应于东南,元神为卯木和寅木,木为树木,木对应于东,家的东南或东面有树林,木空亡,乃是树林没有了的信息,卯木临白虎,白虎主刀枪,树林是被砍伐了的。木入墓于妻财未土。未土临勾陈,勾陈为建筑,综合判断是因为要盖房子,那片树林被砍伐了。由于树林被砍伐,引起了磁场变化,所以她的孩子就会生病。
此妇女听完我的判断后非常吃惊,判断的结果与她孩子的病完全吻合。她是在1997年才搬家到这里居住的,回想起来,住宅的东面原来有一片柳树林,因要盖其他楼房,房地产开发公司就把那片树林砍伐掉了。从那以后,孩子就病了。曾经到处求医,都说是精神病,虽然再三治疗,但疗效甚微,孩子每天精神状态不佳,迷迷糊糊的,非常不喜欢白天
和光线,连上学也受到影响,就这样度过了三年。孩子好几次发觉有人吸他血,而自己则没有一点反抗能力。每天晚上睡不好觉,老是哼哼呀呀。此妇女在晚上多次听孩子的房间有两个女的在说话,但是听不清她们在说什么。而她悄悄进房间看时,房间里却什么也没有。孩子喜欢开着窗户睡觉,她怕孩子着凉,轻轻地把窗户关上,但是刚一关窗户孩子就会醒来,表现出一副痛苦的样子,莫名其妙地哭了。
[化解方法] 判断和实际情况相符,接下来就可以从卦中寻找化解的方法。
元神的五行和表示树林的五行一致,她孩子最初的病因是由于树林被砍伐后引起的,因此只要加强了木的力量,她的孩子就会恢复元气。此外,她孩子的病与附体有关,如果选用木来化解,就应优选具有驱邪功能的桃木。卯木临白虎,白虎为刀枪,结合这些信息,把化解物做成桃木剑效果最佳。木对应于东,六爻为墙壁的爻位,因卯木空于此爻,所以在东面墙上挂上桃木剑就会补充木的五行之气,以达到生助用神的力量。为使其效果更好,以木主三八,让她在孩子住的房间的东面墙上挂了三把桃木剑。
两天后她说效果不明显,让我再看看是怎么回事。我见六爻卯木纳音为松柏木,于是让她在木剑上再涂抹些松脂,结果她孩子的病当天就好了。
本文日语翻译:
1999年5月1日(己卯年戊辰月癸丑日)、私はちょうどその時山西中医学校の講義で六爻疾病預測クラスの授業の最中でしたが、突然40歳くらいの女性が教室のドアをノックしてきました。
「すみません、あの方が王虎應先生でしょうか?」
授業を聞いていた学生が、教壇の私を指差して
「王先生は教壇の上にいらっしゃいますよ」と言いました。
来訪者の声が私の授業を中断させたので、
「どちら様でしょうか?私にどのようなご用でしょうか?」と尋ねると、
「私は太原出身のもので王潤梅と申します。
私の息子は今年で16歳になったのですが病気に罹っていて学校に行くことができません。
そこでちょっと先生に占って頂きたいのです。」と彼女は答えました。
講義の真っ最中でしたから、本来ならば断るところでしたが、その表情を見ると悲しみで一杯な様子で、おそらく医学では治療の方法がない病気になったに違いありません。
そうでなければ突然講義の最中に私に占いを頼みにやって来るはずがありませんから、即座に気の毒な気持ちになりました。
占的は、ちょうど今の講義の内容とまったく同じです。
その場で卦を立て風天小畜から風雷益に変わる卦を得たので、黒板に卦を貼り出しそれを例に取って判断の解説を行いました。
私の判断:
「息子さんの病気は普通の病気ではありません。彼の脳内は混乱していて精神的に参っていて、俗に言うところの幽霊に取り憑かれた状態です。
もし病院に行って診てもらえば、必ず精神病の対応はできませんと言われてしまうでしょう。」
「そうなんです! 病院は息子は精神病だと言い、精神病院に入院しましょうと言ったので私は同意しませんでした。
でも医師から処方された鎮静剤を息子に飲ませても、ちっとも効果はなかったんです。」
女性は私の最初の判断の言葉を聞いて顔に一筋の希望の光がさしました。
「息子さんは1997年(丁丑年)に病気にかかりましたね。
昼間の時には精神状態はまだとても良いのですが、でも夜9時以降になると状態が悪くなり始め、午前3時になるまで悪い状態が続いていました。」
私は解説を続けます。
「息子さんは寝ている時にはう~ん、う~んとうなされて良く眠れず、まるで悪夢を見ているようですね。
幻覚があり、何者かに血を吸われているような感じがしてくるのです。
二人の女の幽霊が窓から入ってきて息子さんの身体に取りついて血を吸うので、だから息子さんは血が不足して血の巡りが悪くなってしまったのです。」
教室中の生徒はみんな座席で座って聞くのを止めて、前に来て私の判断を聞こうと教壇の前に集まってきました。
「息子は昼間の明るさや太陽の日差しが嫌いで、誰かが自分の血を飲んでいるような気がするけど、抵抗する力がないし、体がフニャフニャで力が入らなくで動けないと何度も良く話していました。
私もまた息子の部屋から2人の女性の話し声がするのが何度も聴こえてきたことがあります。
でも息子の部屋に行っても誰一人いないし、毎日息子の家の窓が開いているのを見て、息子が風邪をひくのではないかと思い、そっと窓を閉めていました。息子は眠りから覚めると苦しそうな様子で泣きわめき出して窓を開てしまうんです。」
彼女の答えは私の判断を裏付けるものでした。
「あなたの家のご近所の東側に一本の木があって、家を建てるためにその木を伐採しませんでしたか?
その場所はお墓の場所のはずなんだけど、木を伐採した時にはその墓は掘り起こされずにそのままだったんです。
息子さんはうちに帰るのにいつもこの場所を通っていて、このようなあの世のものが息子さんと一緒にくっついて、あなたの家に来るようになってしまったんです。」
「そうです、うちの近所の東側はもともと雑木林だったんです。
警察署が建つために、そこの雑木林が伐採されてしまったのです。
雑木林の中には墓地があります。
息子は学校に行くときにはいつもこの雑木林の中を通っていました。」
「先生、世の中には本当に幽霊はいるのですか?」と夢中に聞き入っていた学生が私に尋ねました。
「幽霊は実は一種の磁場の原理で、特殊な環境と時間がいわゆる霊的な現象を生み出します。
五行の相生相剋関係の原則を理解していれば、変化を起こしているのは地球の気であることがわかるはずです。」と学生に説明しました。
もし冥界の理屈でそれの講釈をすれば、一般の普通の人にはとても理解しがたく受け入れるのが難しいものです。
判断と現実は非常に一貫性を持ち、卦象によって探し出した解決の方策は「家に帰ったら、桃の木の剣を3本作って、家の東の壁に飾ってください。」でした。
しかしその2日後、彼女は再び私に質問してきました。
「先生のおっしゃった方法の通りにやってみたのですが、上手く効果が出ていないみたいなんです。」
「おかしいな、どうして効果が出ないんだろう?
あなたの家に行ってちょっと見せてもらってからまた説明しましょう。」と私は答えました。
「はい、ありがとうございます、王先生ご面倒をおかけいたします。」
彼女の家に着いて見てみると、壁には桃の木の剣が5本掛かっていたので彼女に尋ねました。
「桃の木の剣は3本と言ったでしょう? どうして5本にしたんですか?」
「あと2本多ければもっと力が強くなると思ったからなんです・・・」と彼女は答えました。
「解決方法は五行による数を使って決めているんです。必ず解決法のために伝えた数字によって行うことが必要なんです。」と彼女に伝えました。
「ごめんなさい、数の問題だとは知らなかったのです。では2つ外しますね。」と彼女は申し訳なさそうに、そして少し心配そうに言いました。
「もうすでに吊るしたものは外さないで、あと3本作って吊るしそれぞれの剣に松ヤニを塗ってください。」
その結果、彼女の息子さんはその日のうちに良くなりました。